2018年01月10日

北海道の大切な花が消えちゃうかもセイヨウオオマルハナバチ

セイヨウオオマルハナバチ。
お尻がモコモコしていて可愛らしいです。
でも、このハチが北海道の自然を壊しつつあるって聞きました。



今はとても甘くて美味しいトマトがビニールハウスで生産されていますよね。
セイヨウオオマルハナバチは、トマトの花を受粉させるために輸入されたハチだそうです。
トマトの花は密を作らない植物だそうです。
だから本来は、ミツバチに受粉をやってもらいたいんだけど、ミツバチは密を集めるのが仕事なので、トマトの受粉はやってくれません。




農家では、今まで人の手で受粉させたり、薬品を使うなどして栽培していました。
そこで登場したのがセイヨウオオマルハナバチ。
蜜を作らない花でも回ってくれるこのハチは農家では大助かりだったんですね。
そうすると当然の事ながらビニールハウスから逃げ出すハチも出て来ます。


170813hati-5969.jpg
<セイヨウオオマルハナバチ>

一方、日本にも何種類のもハチたちはというと、花と仲良しのハチが決まっています。
例えば北海道のエゾオオマルハナバチはストローが長いので、エンゴサクなど、ストローの長い花と仲良しだそうです。
ストローの短いハチには密は吸えないんですね。花は、自分の仲良しのハチに密をわけてあげるのです。



ところがセイヨウオオマルハナバチはそんなことおかまいなし。
エンゴサクのような、奥が深い花などは、横からストローを刺して穴を開けちゃう。
花の中に入ってくれないと花粉が付かないから受粉されなくなる可能性がでてきました。
北海道に咲いている貴重な花達は、受粉されずに子孫を増やす事ができなくなってしまうかもしれないのです。



最近では、セイヨウオオマルハナバチとエゾオオマルハナバチが結婚しちゃって、その子ども達も飛び始めたそうです。

PR





そこで2つのハチの見分け方。


お尻が白いのがセイヨウオオマルハナバチ。
上の写真ののハチのお尻、白いっしょ。だからきっとセイヨウオオマルハナバチですね。


一方下の写真のハチはお尻が茶色っぽい。
こちらがエゾオオマルハナバチだね。



ezohanamarubatiI.jpg


160425hanamarubatiI.jpg


そのため北海道では、セイヨウオオマルハナバチを駆除するために『セイヨウオオマルハナバチバスターズ』http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/alien/seiyo/basutazu.htmを募集しています。


でもね、実際にセイヨウオオマルハナバチを見かけても、ベシッってはどうもやりにくい。
なんだか切ない気持ちになっちゃいます。

春になってオオマルハナバチを見かけたら、思い出してみてね。



スポンサーPR







にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村

posted by ぽぷら at 17:39| その他の生き物
PR